明るい映画を観たくて
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最初に出てきた映画をクリックした
当たりだった☆☆
あらすじは
1970年、ボストン近郊にある全寮制の名門高校
クリスマスシーズンになり皆が家族の元へと帰るが
事情があり、帰られなくなった生徒のアンガス
その子守役を任された考古学の教師ハナム
そして、寮の料理長メアリーの3人が
誰もいなくなった学校でクリスマスと新年を過ごすことになる
アンガスもハナムも変わり者でまわりから嫌われている
が、そうなる複雑な過去と深い悲しみを抱えていた
メアリーは一人息子をベトナム戦争で亡くしたばかりで
彼女もまた大きな喪失感と悲しみを抱えている
始めは複雑な家庭に育った思春期のアンガスと
融通の利かない堅物教師のハナムは反発しあっていたが
お互いの過去や抱えている問題を知るにつれ
心通わしていくというヒューマンドラマ
印象に残ったセリフが3つある
1.アンガスの希望で出掛けたボストンで
ハナムの昔の知り合いにばったり出会う
ハナムは彼に自分の今の職業や境遇を隠して
大成功しているかのように話すシーンがある
アンガスがなぜウソをついたのかを尋ねると
過去の彼とのいざこざから、本当のことを話すと
おもしろおかしく伝えられるに決まっている、と言ったあとに
ハナムがアンガスに言う
『私の物語を語れるのは私しかいない』
― 本当だ、人に自分の人生なんかを語られたくないよね ―
2.アンガスの父親は統合失調症と若年性の認知症で精神病院に入院している
自分もいつか父のようになるのでは、と不安げに話すアンガスに
ハナムは 君は父親とは違う人間だ、そして若い、生き方を変える時間はある
と伝えたあとに言う
『君の過去が人生の方向を決めたりしない』
― そうだ、まだ高校生なのだから
過去の辛い経験を、良い方向に変えることだって可能だよ
まだ人生は始まったばかりだ ―
3. ボストンのレストラン
ハナムとアンガスが先に座って話しているところへ
メアリーが遅れてやってくる
ハナムがアンガスに「立て」というと
アンガスが「なんで?」と聞く
『女性への礼儀だろう』「Stand up for the lady.」
― メアリーはアンガスから見ると母親の年齢だけれど
きちんと女性への敬意と礼儀を教えるところがカッコいい
ハナムとアンガスが心通わすことになったのには
メアリーの存在は目立たないけれどとても大きかった・・・
思春期の頃から、女性への敬意を教えることはとても大切なことだ ―
辛い問題が多い内容だったけれど、観終わったあとに悲壮感はなく
いい映画だったな、という満足感が残った
アマプラで観られます
お時間の或る時に是非♪
今日の我が家の猫画像
高齢猫の雪ちゃん、
今日も獣医さんに行ってきたけれど
もう長くはなさそうだ・・・
今の写真だけだとつらすぎるので
若くて元気だった頃の写真も添えて・・・
雪ちゃん、しんどいね、もう頑張らなくていいよ💛