保護猫のいる映画部屋

猫と映画とドラマと暮らし☆

映画「幸せへのキセキ」

半年前に最愛の妻を亡くしたイギリス人ジャーナリスト、ベンジャミン・ミーは

新しい人生を始めるために、14歳の息子と7歳の娘とともに引っ越しを決意する

 

不動産屋と物件を回るがなかなか良いものに出会えない中

最後に理想の家を見つけるのだが

それには条件があった

 

隣接する閉鎖中の動物園を立て直し経営すること

 

― 映画を観終わってから知ったことだが、実話だった ―

 

ベンジャミン・ミーは動物園の再建を決意する

14歳という難しい年齢の息子とぶつかり合いながら、

閉鎖中も動物園に残り世話を続けていた飼育員たちとともに

動物園を建て直し、悲しみを乗り越えていくという物語

 

ベンジャミン役がマット・デイモンなので安心して最後まで観られた

 

映画としては楽しめたが、実話だとしたら

苦労・葛藤はこんなものではなかっただろうと想像できる

 

映画では、よくある「困難を乗り越えて家族の絆を深めていく良いお話」

だったかと・・・(個人の感想です)

 

 

私は動物園が嫌いなため💦

心が苦しくなる場面もあった

 

動物園が嫌いなのは、野生の動物たちが人間の娯楽のために

生息場所から引き離されて狭いオリに入れられて一生を送ることを強いられる

考えられないほどの苦痛だと思うからだ

(心ある飼育員さんたちの努力で飼育環境が改善されてきている動物園も多くなってきてはいるが)

 

ただ、この映画の中では小さな救いの場面が2か所あった

 

―ちょこっとネタバレ入ります―

 

14歳の息子、

大好きな母を亡くし、望んでいたわけではない動物園付きの家への引っ越し

父との確執など、それでなくてもイライラする年頃だろう

 

父とぶつかった時に怒りにまかせて動物園の蛇を蹴り上げるシーンがあった

 

蹴られたヘビが作り物でありますようにと願うのだが

 

そのシーンの後で、飼育員の女性がベンジャミンに

「ヘビを蹴らないで」と息子に伝えるように言う場面があった

この一言がなかったら、この映画が大嫌いになっていたかもだ

 

そして、もう一か所

動物園から逃げ出した熊が広い場所でノビノビ遊んでいるところを見つけたベンジャミンは

飼育員たちに熊の柵を広げようと提案してくれた

飼育員たちの動物たちへの深い愛も描かれていたので

メンタルがすぐにやられてしまう私だが、

主人公たちの「幸せへの軌跡?奇跡?」を穏やかな気持ちで最後まで観ることができた

 

しかし、この映画の原題は「We Bought a Zoo」

そのままの方が良かったような・・・

邦題を付けるのはきっと難しいのだろうな

 

とにかく、マット・デイモンはいつ見ても安定の演技力と安心感でいい!

ハッピーな映画です

 

いつも通りアマプラで鑑賞☆

 

今日の我が家の猫画像

保護猫3号*虹の橋組すみれちゃん

亡くなる1年くらい前から、体がしんどかったのかな?

性格が丸くなったけど、ずっと我が家の女王様

気が強いお嬢だったね

写真も嫌いで、怖い顔してる、本当は可愛いのに♡

すみれ「私、写真と猫がきらいやねん!!」

でも人間は大好きだったね♡