保護猫のいる映画部屋

猫と映画とドラマと暮らし☆

切り抜き動画が流行っているけれど

YouTubeやその他SNSなどで切り抜き動画が流れてくる

たまに見てしまう

見せられているのかな? いや自分が流されているだけか?

 

時々思う

私の生活を切り抜かれたくないなと

  “誰が興味あんねん?” という話だが💦

 

昨日、私が実家の父に会いに行ったのも

今日、百均に行こうと思っていることも

たとえ小さくても全部理由があってやっていること

 

百均に居る時のほんの一瞬の私を誰かが見て

「毎日百均に行って無駄遣いしているアホのおばちゃんや!」と思われるのは心外だ

    そんなことを思う人はおらんやろう(笑)

 

ほんの少しの時間の誰かを見てその人のことを切り抜いて判断すること、されることは恐ろしいことだろう

 

もう20年以上前のことだが

今でも鮮明に覚えていることがある

 

娘たちが4歳と2歳だった時に夫の転勤が決まった

縁もゆかりもない地方都市だった

 

孫たちを大好きな私の両親は悲しんだが仕方がない

 

遠く離れた知り合いも少ない場所で、私は仕事も始め

子育てに明け暮れながらも、

なんとか夏休みとお正月だけでも両親に孫たちを会わせるために

一年に2回帰省していた

 

夫は仕事の関係で、ひとりで残ることが多かった

 

私ひとりで幼い子供を二人連れて飛行機で帰省

経験のある方ならわかるだろうが

子連れの飛行機移動は疲労困憊だ・・・

 

その上、主婦が1週間家を空けるには

その前の準備もとても大変なものになる

 

実家も私にとっては居心地の良い場所ではなかったので

心身ともに疲れ果てる行事だった

 

そんな風にして実家で過ごす一週間で

1度か2度くらいは母を連れて外食にも行った

 

近くのファミレスに行ったときだった

夏休みのお昼時、混んでいる

列に並んだ

サラリーマンらしき中年男性二人も並んでいた

 

そのうちの年長者のほうの男性が私を見て

 

「あぁ夏休みやから、若い母親が昼ご飯作りたくないから

 子供を連れて来とるんや、だから混んでる!」と大声で言った

 

は?はぁ?

昼食を作りたくないから来ている???

 

あなたは私の何を知っているんだ?

 

私が “あなたが見ず知らずの私に暴言を吐くことができるまで性格がゆがんでしまった理由を知らないこと” と同じくらい、あなたは私の人生の何一つ知らない!と怒りに震えたが

 

その時はただ、その人の目を見続けることしかできなかった

彼が目をそらしても、抗議の視線をずっと送り続けた

居心地が悪くなり、自分が言ったことを後悔するくらい絶対視線は逸らさない

その時の私の精一杯の彼への抗議だった

  (私の方が性格悪いか??💦)

 

今思い出しても悔しい

 

でも、良い勉強になった

”私は絶対に一瞬の場面だけを切り抜きで見て

その人の人生や生活態度まで決めつけない”と肝に銘じた

 

あの時のおじさま!ありがとよっ!!

 

ちなみに、私が今日百均に行こうと思っているのは

猫のトイレ掃除に使うための安いビニール袋を買うためなんだ!!

大切な理由があるのだ☆

 

今日の我が家の猫画像

左:保護猫1号ミルク君*虹の橋組☆

右:保護猫4号のりちゃん*まだ元気なおばあちゃん☆

若かったね♡