保護猫のいる映画部屋

猫と映画とドラマと暮らし☆

保護猫4号との出会い♡

4号との出会いについては以前に少しブログに書いたのだが

改めて・・・☆

 

外で遊んでいた当時小学低学年だった次女から突然電話がかかってきた

 

「動けなくなっている猫がいる」と

 

何があった?

 

とにかく急いで呼ばれた場所に向かう

 

到着した所には

 

接着剤まみれになって

草むらの中で動けなくなっている猫がいた

 

とっさに、持って行ったバスタオルでくるみ

獣医さんへ走った

 

時々ネズミ捕りに引っかかってしまい

薬剤まみれになる子がいるとのことだが

この子は違うと

 

ネズミ捕りなら足に多くついているはず

 

この猫はあきらかに上からかけられている、と獣医さんが言った・・・

幸い目に入っていなかった・・・

 

当時よく聞いた虐待事件で

ワンちゃんや猫ちゃんの目が接着剤で塞がれていたというものがあったので

目が塞がっていなかったことに本当に安心した

 

その他も虐待を受けた形跡があったようだが

いつもお世話になっている獣医さんは

あえて私に詳細を伝えなかった

 

私の心のダメージに配慮してくれたのだ

 

洗って取れるものでもないので

全身麻酔をして毛を丸刈りにすることになった

 

全身麻酔をするのであれば避妊手術もお願いします」と伝える

何度も全身麻酔を受けさせたくなかったからだ

 

翌朝、避妊手術を受けて丸刈りになった猫が

我が家にやってきた。

 

術後のエリザベスカラーをしたまま鋭い目つきでキャットフードに食いつく

 

物凄い勢いで食べ続ける猫に

どれだけお腹が減っていたのか

どんな辛い思いをして暮らしてきたのか

と思い悲しくなった

 

接着剤にまみれていた子だったので

「のり」と名付ける

結構ひどい飼い主だ💦

 

猫好きの友人が丸刈りだと寒かろうと

洋服を作ってくれた

 

ただ、のりちゃんは、今までの空腹で辛かったことを

取り戻すかのように食べた

食べた

食べた

 

2週間もすると、洋服はぱつんぱつんになって

着られなくなった(笑)

 

あの鋭かった目つきも

なんだかデレンとした目つきに変わった

 

もともと外で暮らしていた割には

人懐こい子だったのだ

 

外にいる子で人懐こい子を見ると不安になる

簡単に虐待者につかまってしまうからだ

外の子は警戒心が強い方が安心する

 

獣医さんは私に詳細を伝えなかったと書いたが

実はもう一つ私に伝えなかったことがあると思っている

 

避妊手術をした後も、

のりちゃんのおっぱいは長い間張っていたのだ

 

はっきりは分からないが、のりちゃんのお腹の中には

赤ちゃんがいたのかもしれない

 

獣医さんは、私に罪悪感を持たせないように

伝えなかったのだと思っている

 

当時の獣医さんはそういう人だった

 

1号を保護したときからのお付き合いで

「また出会ってしまった」と苦笑しながら

2号・3号と連れて行くたびに

獣医さんは嬉しそうにあきれてくれていた

 

のりの手術を頼んだ時などは、

「まだ飼うと決めてないのでしょう?

 野良猫ちゃんの避妊手術として扱うよ・・・」

と言ってくれた

 

野良ちゃんの場合は手術費用が少し安くなったのだ

 

手術を依頼した時点では我が子にすることは決めていたのだが・・・

 

そんな素敵な獣医さんだった

 

そして、のりちゃんはその後も太り続け(笑)

我が家のお笑いキャラとして今もずっとみんなのアイドルでいる

 

推定年齢22歳のおばあちゃんで

腎不全ではあるけれどまだまだ元気に生きている☆

 

お腹の中にいたかもしれない赤ちゃんたち

ママは元気だよ・・・

 

のりちゃん♪

出会えてよかった💛

 

今日の我が家の猫画像はもちろん

可愛い可愛いのりちゃん♡