保護猫のいる映画部屋

猫と映画とドラマと暮らし☆

止まらない咳に苦しめられて

難治性の慢性咳嗽(なんちせいのまんせいがいそう)という言葉を聞いたことがありますか?

日本に約300万人くらいの患者がいるとのこと

私がその言葉を知ったのは、今年5月ゴールデンウイークが終わった頃でした

いつからだったろう、毎年11月頃から3月頃まで激しい咳に襲われ

4月以降も定期的に続く

 

時々突然激しい咳の発作が起こって止まらず

仕事にも支障が出る

電車は普通電車、つまり各駅停車しか乗れない

いつ咳の発作が出るかわからないので、出たら電車を降り

落ち着くまでホームにいるか、トイレに行く

最後はだいたい吐いて落ち着く

 

コロナの影響が出る前から、激しい咳が出ている人に優しい人は少ない

たいていは気持ち悪がられるだけ

とにかく発作が出たら、人からできるだけ離れるしかなかった

逆の立場になれば、そりゃぁそうだ

激しく咳をしている人のそばには居たくないだろう

私だってそう思う

 

コロナが流行りだしてからはますます肩身が狭くなる

バッグに「喘息」と書いたキーホルダーなどをつけて

アピールするも、効果はない

 

いつもなら次の駅まで3分くらいで着く電車に乗っていた時

突然の急停車、なにか異常があったためしばらく止まりますとアナウンス

お願い、発作起こらないで、どうか次の駅に着くまで咳が出ませんようにと祈るが

そんなことを思っていると出始めるのだ

幸いにも、発作が激しくなるまでには動きだし次の駅に着いてくれたので

電車を降りて人混みから逃げることが出来たが

こんな生活を続けるのは本当につらい

 

”咳喘息”と診断され咳止めを処方されるが止まらない

別のクリニックでは”アレルギー”だと言われ、抗アレルギー剤を処方されるが

やはり止まらない

”胃酸が逆流して喉を刺激しているせい”だと言われ、また別の薬を飲むも治らない

 

意気消沈、すがるような思いでようやくたどりついた次の医院の先生に大きな病院への紹介状を渡され受診

 

結果「難治性の慢性咳嗽」つまり原因不明で治りにくい慢性の咳!なんじゃそれ💦

     ー絶望的ー

 

ただそれに対しての新薬が出たので試してみては?と言われ飲み始める

リフヌアと言う薬だった、しかしその薬はかなりの高確率で味覚異常の副作用が出ると・・・

味覚異常が出たらすぐに飲むのをやめてくださいと言われる

恐る恐る飲み始めたらやっぱり味覚異常が出た

何を食べてもプラスチックをなめたみたいな味

    ー再び絶望感ー

 

その後、その大病院の中で医師を変えてもらうことになり徹底的に調べていただいた結果

今まで肺炎を何度も繰り返していたことが分かった

そういえば大人なのに、良く急な発熱をしていた

発熱して咳が出ると言ってクリニックを受診しても毎回コロナとインフルエンザが陰性だったら「風邪」と診断されて終わっていた

 

その後、肺の治療をしてもらったら、私の咳はひとまず止まった

 

まだ完全におさまってから、2か月くらいなのでいつまた始まるのか心配だが

同じような症状で苦しんでいる人がいたら、一度大きな病院でしらべてもらったらいかがでしょうか

「難治性の慢性咳嗽」に新薬が出たということは、その治療に向けて日々研究開発してくださっている方がいるということ(感謝!)

きっと、いつか良い治療法ができるのではないでしょうか。

     ー絶望しないでいきましょう☆ー

 

今日の我が家の猫画像は保護猫5号の雪ちゃん♡

今は22歳超えてヨボヨボのおばあちゃんですが、若い頃はこんな美人さんでした♡

お顔が真っ黒ですが、今は白い所が多くなってます(笑)

もっともっと長生きしてね♡